とても細かい子宮頸がんの日記。

子宮頸がんと診断されてからのあれこれをひたすらに細かく。

手術後6日目 ~術後のむくみ~

手術から数日を経てなんとなく、鼠径部のあたりが膨らんできたような…。

これはドレーンを抜いてしまったので、どうしても術後の廃液が溜まって浮腫むのだそうです。自然に体内へ吸収されるので心配はいらないとのこと。

術後に発熱を繰り返すので手放せなかったアイスノン(折々看護師さんへお願いする)を下腹部にあてるとひんやりいい気持ち。
でも、本当は温めたほうがいいそうです。

本日もリンパマッサージ講習。
記憶を辿って実演してみると「問題無さそうね!」と簡単に終了。DVDをあと何度か視てみてね、と預けられました。

午後、友人がお見舞いに来てくれました。
このひとも断ることを許されなかったベテランナースさん。
欲しいものを聞かれてお願いしていたミネラルウォーターをたくさんに(いちばん助かりました。重かったでしょう、ありがとう)、ヨックモックのシガールまで持ってきてくれました。わーい!「シガール、嫌いな人をみたことない」うんうん、確かに。

さらに夜は父も来訪。
カットフルーツに、なんと素麺!と胡瓜の浅漬けを持ってきてくれました。
びっくりしたけれど、病院食には無いめんつゆの濃さとさっぱりした素麺がとても美味しくて大感謝。
痛みや発熱があるなかで、白米やパンといったメニューはなかなか食べきれずにいました。
お礼にシガールをおすそ分け。

トイレは腹圧をかけちゃ駄目だと言われましたが、繊細な努力を重ねた結果本日も無事少なめのお通じあり。よしよし。頑張ろう。

血栓予防の皮下注射、朝晩2回。
痛い…。
そろそろ両方の二の腕が青痣だらけになってきました。
もっとも既に、麻酔や点滴やいろいろな注射の痕だらけですが。
特に左手首の麻酔の痕は大きな内出血があとあとまで残りました。

ところでひとつ、嬉しいことが。
恐る恐る確認したところ創部の縫い目に用いられているのは溶ける糸で、抜糸や抜鈎は無いとのこと!歓喜!
ホチキス留めだとペンチのようなもので切り取る「抜鈎」はけっこう痛い…というお話をネットで目にして怯えていたのです。
ほんの半年前まではホチキス主流だったそうな。
医療の現場は日々進歩しているのですねえ。