とても細かい子宮頸がんの日記。

子宮頸がんと診断されてからのあれこれをひたすらに細かく。

退院後の生活 その2

朝、夕方などにはしばしば下腹部が腫れてかなり痛みを感じました。
ずっしりと重い痛みのなかにときどき「ズキッ」「ピリッ」と疼くのがつらい感じ。
これが、骨盤内のリンパ節を郭清してしまったために起こる滞留や何かの副作用だったのだと思われます。

指導されたリンパマッサージを、私はそれはそれは真面目に毎日おこなっておりました。お風呂あがりにクリームなどを塗ったりしながらというやりかたでした。
自分自身で自分の身体のケアをしているんだ、ということも気持ちの張りになった気がします。

「乳幼児と違って大人なのですから、誰も細心に面倒をみてくれるわけではありませんからねー」と、看護師さんからも言われておりました。

痛みと火照りで眠れない夜、一緒に暮らすにゃんこに心配されたりもしました。
いつも足元にいるのが枕の横にやってきて、ゴロゴロ言いながら舐めてくれたりするんですよね。猫様的には「うめき声や寝返りがうるさいし薬臭いなー、早く寝てくれないかなー」という感情の顕れだったかもしれませんが。うう…。

でも少しずつ少しずつ、ストレッチに近いことをしてみたり(痛みに悶えてみたり)、キッチンに立って簡単な料理をしてみたり(冷えがたいへんなことになったり)、日常に戻ってゆく感じを嬉しく感じてもいました。

がんばろう、がんばろう、って思っていました。