とても細かい子宮頸がんの日記。

子宮頸がんと診断されてからのあれこれをひたすらに細かく。

入院

抗癌剤治療の確定

2015年6月4日。 主治医の先生よりお電話。 病理の結果が出たがやはり化学療法が必要、とのこと。「当初予定していた明日の診察は無しで良いですよ。入院当日に詳細をお話しますので」と言われました。それは助かるお話。 そして入院は、6月10日と決まりまし…

お見舞いのこと

入院中、私は基本的にお見舞いはお断りしていました。友人たちへも元気に退院してから遊んでね!という感じでお願いしておりました。彼氏へも極力、来なくていいからと。(その代わりベランダの植物たちへ水やりに通ってくれました。本当にどうもありがとう…

手術後12日目 ~退院!~

2015年5月2日、退院日。通算16日(うち外泊1回)でした。 夜中(26時頃)と朝方(5時頃)は、起こされなくてもトイレ起床できるようになりました。これもいずれは、徐々に間隔を伸ばしていっても大丈夫になるそうです。もちろん夜間の水分摂取を控えるなどの…

手術後11日目 ~退院前夜~

明日はいよいよ退院。 一定時間ごとにトイレへ行くよう心がけることのほかは、今日は一日のんびりです。まだまだお腹に力が入ったり姿勢を変えたりすると下腹部が痛みますが、それでも痛み止めのトラムセットを服用していればだいぶましになりました。 朝方…

手術後10日目 ~尿トレ卒業!~

「ライト常菜」のお食事にはちょくちょく高カロリー食というものがついてきます。紙パックのドリンクだったり、ゼリーだったり、カロリーメイトドリンクの缶そのものだったり。一方ごはんやおかずはほんの少量ずつ…少々、寂しいものがあります。 -----------…

手術後9日目 ~尿トレ3日目、夜間の緊張~

朝からひどい頭痛と悪寒。風邪をひいたかな?空調にムラがあって時々すごく冷えるのです。それに毎晩眠剤をいただいているのに、相変わらず眠りが浅く何度も目が覚めてしまいます。 彼氏来訪。水やりをお願いしているベランダのイタリアンパセリに花が咲いた…

手術後8日目 ~尿トレ2日目、血栓予防皮下注射終了~

看護師さんより「退院支援計画書」の説明。高齢や障害といったハンデは無いので入院前の生活に近づけることを目標に、社会資源を活用せずとも病院より看護支援でのサポートをおこなう方向…といった内容。どこの病院でも入院時には「看護計画書」「退院支援計…

手術後7日目 ~尿トレ開始~

ついに、やっと、ようやく、とうとう導尿管抜去! スルリと痛みもなく一瞬の出来事でした。う、嬉しい。やっとやっと、尿バッグに繋がれる生活から開放されました。膀胱炎予防の抗生剤を服用。そして3時間おきの尿測定トレーニング開始です。 子宮摘出の手術…

手術後6日目 ~術後のむくみ~

手術から数日を経てなんとなく、鼠径部のあたりが膨らんできたような…。 これはドレーンを抜いてしまったので、どうしても術後の廃液が溜まって浮腫むのだそうです。自然に体内へ吸収されるので心配はいらないとのこと。 術後に発熱を繰り返すので手放せなか…

手術後5日目 ~お通じ、リンパマッサージ講習~

看護師さんの勧めで、この日から内服薬が自己管理になりました。バイタルチェックの際に服用時刻などを申告します。・下剤2種×10(便を軟らかくするマグミット錠330mg、腸を動かすセンノシド錠12mg)・痛み止め×20(トラムセット配合錠) 睡眠不足と肩こりでぐっ…

手術後4日目 ~そろそろ~

4日目ともなるとかなり(病棟での)普通の生活です。量は少なめでも、お食事も普通の献立です。 硬膜外麻酔や点滴が外れてからの痛み止めは飲み薬になりました。ロキソプロフェンはあまり効かず、トラムセットというもう少し強い薬を出していただいていました…

手術後3日目 ~いろいろ抜去、血栓予防の皮下注射開始~

術後3日目の朝、硬膜外チューブと下腹部左右のドレーンが抜去されました。ほとんど痛みもなくスルリと抜けましたが、ドレーンの痕は小さいながらも長く残りました(これを書いているのは5ヶ月後の2015年9月ですが、お腹で大きな縦の傷を挟んで両側にちょんち…

手術後2日目 ~お食事開始、麻酔終了~

手術の翌々日。経口の食事が可となりました。朝は五分粥が中心。お昼から普通のごはんになりましたが量はうんと少なめ。それでも3割ほどしか食べられませんでした。 この日から個室を出て、また4人部屋です。苦労しながらも再びあれこれのバッグをぶらさげ、…

手術翌日

手術の翌朝から、水分摂取が可となりました。身体を動かすことがまだまだとてもつらく、手術前にペットボトルのお水やお茶を何本かキャップを開けて用意しておいたのが役に立ちました。うん、あのキャップはまだ自力で回せなかったと思います。 そんな厳しい…

手術後の夜

手術を終えて最初の夜は痛みで深く眠ることができず、一晩中唸リ声を殺しながら朦朧としていました。高熱も出ていたようです。 背中には硬膜外麻酔のチューブが入ったまま、小さな袋から麻酔薬の注入が続けられています。それでもかなりの痛みを感じました。…

手術

2015年4月20日、手術当日。結局浅い眠りから何度も覚めつつ明け方、下剤の効果で二度ほどトイレへ。朝食後には、念には念を入れての浣腸!も、ありました。浣腸…ああ…。処置室で看護師さんに処置を受け、「便の状態を見るので終わったら呼んでください」との…

入院生活、手術前日。

病院の生活は規則正しく制御されています。私の入院先は下記のようなスケジュールでした。 6:00 起床 体温、血圧測定7:30 朝食9:00 面会、入浴スタート(30分枠で当日予約)11:30 体温、血圧測定12:00 昼食18:00 夕食 体温、血圧測定19:00 入浴終了20:00 体温…

平日と週末と

この入院は、金曜日のことでした。手術は月曜日。そこで土日は完全にフリーなので、一泊外泊してもかまわないと言われました。土曜の20時程度までに帰ればよいとのこと。 …なるほど。手術のためには前日にいろいろと手続きが必要。だけどお医者さま方は土日…

入院

2015年4月17日、いよいよ入院。手術は4月20日の予定です。 10時にまず入院受付窓口へ行って手続き。入院中は規則に従いますといった誓約書に署名をしてパンフレットを受け取り、ほどなくクラークの案内で病棟へ。デイルームやトイレなどの場所、浴室の予約方…