とても細かい子宮頸がんの日記。

子宮頸がんと診断されてからのあれこれをひたすらに細かく。

診断

抗癌剤治療の確定

2015年6月4日。 主治医の先生よりお電話。 病理の結果が出たがやはり化学療法が必要、とのこと。「当初予定していた明日の診察は無しで良いですよ。入院当日に詳細をお話しますので」と言われました。それは助かるお話。 そして入院は、6月10日と決まりまし…

退院後、初の外来受診まで

5月2日に退院したのち、初の外来受診は5月8日でした。尿トレ卒業と退院があまりにも早かったので、病理検査(手術で取ったものの精密な細胞検査)の結果が出るまでに一度様子を見せに来いと言われた次第です。 この数日間は寝たり起きたりしながら体力の回復…

手術について

手術は、広汎子宮全摘出術と決まりました。 子宮と膣の一部、卵管、骨盤内リンパ節を切除。卵巣は温存。 リンパ節については郭清(かくせい)といって20~50個ある骨盤内のそれをすべて摘出し、術後に病理検査で転移の有無を判定します。リンパ節はがんが非常…

MRI検査

2015年4月1日、こんどはMRI検査。一日で両方というわけにはいかないのですねー。 まずはロッカーで検査着に着替えて待機。前日のCTは大きな待合室に大人数が集まっていましたが、この日は3、4組でした。でも心配気な様子のご家族が何人も付き添っていること…

CT検査

診察から約10日後の2015年3月31日、CT検査。 高価で大がかりな設備をつかう検査は常に順番待ちなのですね。 朝いちばんの予約でしたが、最初のひとりの検査が開始するまでに20人近くが待合室に集められていて驚きました。 膀胱がいっぱいになっていたほうが…

別の病院へ

翌日、2015年3月20日。紹介状をもって訪れた古い病院は数年前に改装されたそうで、とても綺麗でした。診察の流れもなかなか洗練されており、受付に診察券を通すと液晶付きの呼び出し端末を持たされるというシステム。これなら呼び出しを聞き落とすこともない…

最初の病院 (2)

その後はネットでひたすら子宮がんについて調べを深めました。学会、健康メディア、個人ブログ、アンケートサイト…患者、医療従事者、ジャーナリスト、その他さまざまな立場や思いをもって発言する人がいます。内容が相反するようなものも多く不安や混乱を抱…

最初の病院 (1)

健診の翌日、健診を受けた病院の婦人科を受診しました。(結局当日は自分の都合で無理でした) このときの担当は穏やかな老年の男性医師。 経緯を説明すると再び内診。あれは嫌なものですが、仕方ありません。 「確かにがんの疑いが高いと思います。ただそんな…

健診

「どうしてさっさと病院に行かなかったの!健診じゃだめよ!」と、健診では担当医からお叱りがありました。 気になるところもあるしちょうどいいな、と考えていたのは間違いで、自覚症状があるなら一般診療を受診すべきなのだそうです。いわく、 (1) 健診の…

診断以前

もともと5年以上前に子宮筋腫があると指摘されていて、定期的に経過観察中でした。 子宮筋腫は三十代の女性では4人にひとり見つかるとも言われており、妊娠も問題なくそのまま閉経を迎える方もいらっしゃるとか。場合によっては10kgもの大きさになることもあ…