とても細かい子宮頸がんの日記。

子宮頸がんと診断されてからのあれこれをひたすらに細かく。

手術後8日目 ~尿トレ2日目、血栓予防皮下注射終了~

看護師さんより「退院支援計画書」の説明。
高齢や障害といったハンデは無いので入院前の生活に近づけることを目標に、社会資源を活用せずとも病院より看護支援でのサポートをおこなう方向…といった内容。
どこの病院でも入院時には「看護計画書」「退院支援計画書」が作成されるようです。
署名をして、病院と患者で一部ずつ保管。
入院や手術に、こんなにも書類がたくさん付随することを初めて知りました。

血栓予防の皮下注射、全11回終了!
二の腕の裏側にあたる柔らかいところ。
両方とも青や黄色の痣、腫れなどのためボコボコです…。
そういえば、たまに注射のあと揉んでくる看護師さんがいらしてびっくりしました。筋肉注射じゃなくて皮下注射だと聞いたんだけどなあ。
(痣が拡がる)(痛い)(ものすごく痛い)

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10:00 尿測定5回目
自尿249ml/スキャン残尿191ml/実測残尿-ml/飲水350ml
実際にはほとんど残っておらず測定不能。
スキャンの機器が術後に溜まったリンパ液を検出してしまったようです。
「次回も念のため導尿しましょう」と言われてしまいました。うー。
蓄尿器のあるトイレで自尿の測定を済ませてから処置室へ移動し、下半身を丸出しに(すみません嘘ですタオルをかけます)してからナースコールをする手順なのですが、看護師さんがみえるまで時間がかかると焦ります。
数字だけみれば10分で20mlは溜まる計算になるので。
あと、下半身が心細いです。

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13:00 尿測定6回目
自尿92ml/スキャン残尿208ml/実測残尿45ml/飲水350ml
ギリギリの数値。
とはいえやはりスキャンがおかしいです。
ここから担当看護師さんに加え、研修中と思しき新人看護師さんが2人つきました。
仕方のないことではありますが、局部を3人に凝視され説明を加えられるのはなかなか精神力を試されるものがあります。

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16:00
新人さん尿測定7回目。
自尿171ml/スキャン残尿142ml/実測残尿46ml/飲水300ml
相変わらずスキャンがおかしいのはともかく(先生に相談してくださるとのこと)、またも残尿はギリギリの数値。もっと頑張ろう。
このときは新人さんに導尿されたのですが…痛かった…。

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この日は父がいちごを持って来てくれました。
だいぶ回復はしましたがふつうの食事はまだ少し食べにくく、果物はとても有難い差し入れでした。

主治医の許可により尿測定はスキャン値ではなく実測値ベースでよいことに。
尿トレの進捗が良いので「遅くとも5/6に退院かな、早く帰りたければ連休に入る前の5/2でもいいけど」とのお話が!
ぜひ早期退院の方向でお願いしました。

ただし。
約1ヶ月後の病理検査結果を待たなければならないが、おそらく転移を防ぐための補助的な抗癌剤治療をおこなうことになるだろうとのこと。
4週間×6クール。

…覚悟はしていたことですが、一気に気持ちが落ち込みました。
抗癌剤による副作用の苦しさは母を見ていたので
これで今年いっぱい、仕事を含めもとの生活へ戻ることは望めなくなったわけです。


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19:15 尿測定8回目。
自尿170ml/スキャン残尿92ml/実測残尿-ml/飲水200ml
なぜかスキャンのみ。

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22:00 尿測定9回目。
自尿338ml/スキャン残尿177ml/実測残尿-ml/飲水200ml
実測で検出不能レベル。
しかし今夜も残念ながら、夜間は再び尿バッグ接続。